集中力を高めましょう

集中力を高めましょう!!
「明日は大事なプレゼン。最高のパフォーマンスをしたい!」

「気が散ってなかなか仕事が進まない・・・」

自分の行動に対してなんの迷いもなく、自分のできることを確実にできたらいいですよね。ましてその力を自由にコントロールできたら・・・

「集中力」についてスポーツ心理学の専門家 東山 明子先生に話をお伺いしました。

東山 明子先生
東山 明子先生
1980 奈良女子大学文学部 卒業
1982 奈良女子大学大学院 文学研究科 修士課程修了
1990 滋賀県立短期大学 幼児教育学科専任講師
1991 滋賀大学 教育学部講師
1996 滋賀県立大学 人間文化学部専任講師、京都教育大学 教育学部講師
1998 医学博士号授与(滋賀医学大学)
1999 滋賀県立大学大学院 人間文化研究科専任講師
2001 京都大学医療技術短期大学部講師
2003 関西福祉大学助教授
2007 畿央大学教授

集中力ってなに?

≪サニー≫ スポーツ選手が試合の時、最も必要とするのは「集中力」だと聞いています。

私たちの日常の生活でも集中力を必要とする場面はたくさんあると思うのですが、この集中力っていったい何なのでしょうか?

≪先生≫ 集中力とは、さまざまなプレッシャーの中であっても、冷静に意識を自分の行うべき事柄に集中さ せ、自信を持って心の迷いなく行動できる心理的能力のことです。
≪サニー≫ 『自信を持って心の迷いなく行動できる心理的能力』う〜ん。まさしく私が求めているものです。 では、具体的には集中力を発揮している時とはどんな状態なのですか?
≪先生≫ α波ってご存知ですか?

脳波のひとつで、よくリラックスしている時にでているといわれていますよね。

実は、人が集中している時というのは、リラックスしている時と同じこのα波が多くでているのです。

≪サニー≫ α波がいっぱい出ているのですか?なんだか、リラックスしていることと、集中していることとは 全く正反対の印象を受けますが・・・
≪先生≫ 脳波には大きく分けて次の5つがあります。

また、α波はさらに3つに分けることができます。

周波数 脳 派の種類 気 分の状態
30〜 γ波 興奮している状態。イライラした状態。
13〜30 β波 普通の生活状態。ストレスが有ると多くでてくる。
11〜13 α波 α3 ややリラックスしている状態。集中
9〜11 α2 リラックス状態。超集中。
7〜9 α1 リラックス状態。ぼーっとしている状態。
4〜7 θ波 入眠時、浅い眠りの状態。
〜4 δ波 かなり熟睡している状態。

集中の鍵はα波だった

≪先生≫ 上の表でも分かるように、人が集中している時にはα2波が多くでているの。
プロの選手になればなるほど、α2波がより多くでています。
【瞬間の集中】 アーチェリー選手が矢を射る直前の脳 波
アーチェリー選手が矢を射る直前の脳波
【持続の集中】 瞑想中のシスターの脳波
≪サニー≫ なるほど、他の脳波よりα2波が多くでているほうが、より集中しているのですね。

ところで、集中力を自分で意識的に高める方法はあるのでしょうか?

≪先生≫ まず、簡単な方法として『呼吸法』という方法があります。

その他にも最近注目されているお茶に含まれている旨味成分『テアニン』にもよりα2波を引きだし、集中力を高める効果があることが分かっています。

◆テアニンの集中力の効果はこちら⇒[テ アニンの集中力について]

【呼吸法】
1. 椅子に腰掛けたり仰向けに寝転がったりの楽な姿勢で、全身の力を抜いてください。この時、特に肩の力は抜くことがポイントです。どうしても力が抜けないと きには、逆にグッと力を入れてから抜いてみると簡単に抜けます。
2. まず、鼻から大きく、お腹一杯に息を吸い込みます。
3. 次に口から長くゆっくり息を吐き、お腹にたまった空気を静かにお腹をへこませながら全部吐ききります。
4. これを繰り返します。
≪サニー≫ 呼吸法を用いて、自分で集中力を高めることができたり、また、テアニンを飲むことで、さらにそ の集中力をアップさせることが出来るのですね。早速私も次のプレゼンテーションの時に試してみたいと思います。先生、今日はどうもありがとうございまし た。